サンドリームファミリー通信 2024年5月20日号
急に気温が上がって、一気に初夏の陽気になりましたね。
これから夏に向かって、ぐんぐん紫外線が強くなっていきますが、そもそも紫外線がなぜ問題なのかと言いますと、浴びることでからだに活性酸素が発生するからです。
活性酸素は紫外線以外にも、私たちを取り巻くさまざまな要因によって発生して「体をサビさせる」、つまり「老化させる」のです。
よく抗酸化作用のあるものを食事に取り入れるよう推奨されていますが、それが健康で美しく生きていくための要だからです。
今回は「活性酸素」にについてお伝えしますので、参考になさってくださいませ。
人はなぜ老化するの?
人は20代半ばを過ぎると、毎日約10億個もの細胞が死んでいくと言われています。
その原因は活性酸素。活性酸素が脂肪と結びつくと酸化して、サビついたようになります。
このサビつきにより細胞の機能が低下して老化が進みます。
これが皮膚細胞に起きれば、シワ・シミ・たるみ、血管壁で起きると動脈硬化・心筋梗塞を起こしやすくなります。
活性酸素を発生させる要因
紫外線、大気汚染、放射線、炎症、病気、キズ、薬品、肥満、感染症、酸化した食品、食品添加物、保存の悪い加工食品、タバコ、アルコール、ストレス、激しい運動、カビ、アレルゲンなど
活性酸素を防ぐには
活性酸素を除去する酵素「SOD」を増やすことが大切です。
私たちの細胞1つ1つに、発生した活性酸素を無害化できるSODがあって、そのSODが活性酸素を除去してくれます。
しかし、さまざまな生活環境や年を重ねていくことで、SODの働きは低下していき、SODの働きが低下した細胞は、活性酸素が溜まり悪性細胞へと変化して老化の進行を早め、シミ・シワ、生活習慣病などの原因になります。